制作サイドが声優に求めていることは何?どうすれば仕事につながる??

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声優が声優として活躍するためには当然何かの作品に出演しなければならない。

そのためには、作品を制作している人たちに評価されて出演のオファーをもらわなければならない。

そのために必要なこと。

有名であるとか、実力を評価されているだとか、いろいろあると思う。

そのなかで共通して認識されている、声優が声優であるための資質。

今回はそんなことについて触れていきたいと思います。

声優の役割

看板であることの宿命

まずはいきなりのぶっちゃけ話から。

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制作サイドが声優をキャスティングする際に一番気にしていること。

それは。。。

その声優をキャスティングすることへの費用対効果。

費用対効果とは、費やす金銭(コスト)に対して得ることの出来る利益(メリット)。

簡単に言うと、出したお金に見合ったお得感。

例えばTwitterのフォロワーが1万人の声優と100人の声優を比べたときに、どっちの方がその作品を見てくれる人が多いかを比較する。

もちろんフォロワー全員が作品を見てくれるわけではないけれど、フォロワー1万人の方が可能性は大きいよね。

そして、フォロワー1万人というのは客観的な数字なので信憑性もある。

そういったことがキャスティングの決定に影響を与えることがある。

当然のことだけど視聴者というのはその作品を見るときには何の責任もない。

見たければ見ればいいし、見たくなければ見なければいい。

そんな視聴者に作品に対して興味を抱かせるという作業は、制作サイドからするととても労力を必要とすることなんだ。

労力という中には「コスト」が含まれる。

これがすごく大事。

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エンタメというのは収益につながりづらいコンテンツであると言われている。

単純に商品を売ってその利益を得るというビジネスモデルが成り立たないんだよね。

まそのへんの難しい話は別の機会にするとして。

作品に興味のない視聴者を引き付ける手っ取り早い方法として、人気のある(フォロワー数の多い)声優をキャスティングするというやり方がある。

というか、これは前提条件になっている場合が多いよね。

だから、声優もSNSでのフォロワー獲得に一生懸命だったりするよね。

作品のビジュアル(キャラ絵や美術的な世界観)が表紙だとしたら、声優や原作者や脚本家、音楽などのネームバリューは「看板」といえる。

ビジュアルは「見た目」という直感的な興味を刺激するし、ネームバリューは「実績」という論理的な安心を担保します。

つまり、見た目がカッコよくてオシャレで、内容がテッパンなら見る気になるでしょ?って話です。

音響は彩り

役者という仕事は台本があってはじめてその役割を果たすことができます。

原作を脚色してシナリオとしてドラマに仕立てる。

そしてその中の登場人物になりきり、お芝居をして作品をより素晴らしいものにする。

それが役者の役割です。

それは声優も同じ。

つまり、物語がなければ声優としての役割をまっとうすることはできないし、極端なことを言えば存在すらできないのです。

世の中に存在する創造物、つまり「作品」はいろいろな要素が絡まり合って構成されています。

たとえば「絵画」

一般的に美術館とかに展示されるような絵画は、キャンバス、絵の具、被写体、絵筆(道具)、そして作者。

こんな要素で作られているよね。

そしてそれぞれがその用途に適するように作られている。

ほかにも音楽とかでも、それを作るために様々な要素(物、人)で構成されている。

これは映像作品でも同じこと。

特にアニメやドラマといった作品はそれこそ様々な構成要素が存在する。

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役者もその構成要素のひとつ。

その中でも存在感は大きいけどねw

そして、声優というカテゴリーに絞って言うと「音響」というグループに割り当てることができるんだ。

音響というのは、効果音や音楽(BGM)、そして「音声」が含まれる。

音響というジャンルは作品のなかでは「彩り」に当たると僕は思っています。

作品の最終的な「見た目」を決めてしまうような、大きな役割を持っていると考えています。

音が人間に与える影響って大きくて、たとえば悲しいシーンに明るい音楽が流れてしまってはその作品のクオリティーすべてが台無しになるし、キャラクターのイメージを損ねてしまうような「芝居」をしても、同じように作品の評価は最低なものを受けてしまう。

人間が聴覚で感じる感覚って容赦がないんです。

声優が一番に覚えておかなくてはいけない注意点とは

「あなたのそのお芝居、めちゃくちゃ聞かれてますよ」

ってこと。

最後の味付けがすべてを決める

作品は料理と似ている。

これも僕の持論です。

まあ、昔師事していたある有名な作曲家の受け売りなんですけどねww

なんで料理かって言うと、まず人間にとって必要不可欠なものだから、なんだそうです。

これ、すごく同意!

エンタメって嗜好品扱いされますが、人が人でいられるためには必要不可欠なんだと思うんですよね。

まあそれについてはまたの機会に熱く語るとして。

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料理って世界中でいろいろなジャンルやスタイルがあるよね。

作品も同じで、世界中にいろいろなジャンル・スタイルが存在する。

だけど、料理を構成する材料といえばそんなに大きくは違わない。

あ、大きく分けるということね。

肉とか野菜とか穀物とか。

そして調理方法も大きく変わらない。

煮る、焼く、蒸す、などなど。

だけど出来上がる料理は世界中で大きく違ってくる。

それは地域性であったり民族の違いであったり、風土・気候・宗教、理由はいろいろ。

このへんも、世界中の作品が違っていることとにているんだよね。

そして料理に例えるならば、塩加減や調味料、スパイス、そういったもので最終的に味付けって違ってくるよね。

音響って、そんな最後の味付けみたいな存在かなと思ってます。

ほんの些細な、ちょっと塩入れすぎた!や、甘くしすぎた~や、唐辛子入れすぎだよ~、みたいな。

そんな些細なことで料理は台無しになる。

どんなに高級食材を使おうが、どんなに☆3つのシェフが作ろうが、どんなに素晴らしいロケーションで食事をしようが、最後の味付けに失敗してしまうとすべてが台無し。

音響ってそんな責任があると思っています。

だから音響制作は慎重に作業します。

だから声優やクリエーターの人選も厳しくなってしまいます。

そんな覚悟を共有できることはとても重要です。

キャスティングの条件

安けりゃいいやの時代は終わる?

「早い!安い!うまい!」

は、ファストフードのキャッチフレーズですけれども。

一時期は声優業界でも似たようなニュアンスが求められていました。

まあ制作サイドとしては、確かに仕事が早くてギャラが安くてなおかつ上手ければ文句の言いようがないよね。

ただ、あまりにもこれを追求するあまり、味気のないインスタントな内容の仕事振りになってしまう傾向がみられて。

みんなも日常に置き換えてもらうと分かりやすいと思うんだけど。

毎日毎日3食をファストフードって生活、我慢できます?

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ボクなら無理ですww

ファストフードってそれを食べることが目的ではなくて(たまに目的なこともあるけど)、その時の状況だとかで使うってことが多いんじゃないかな。

学校帰りに小腹が空いたとか、仕事の合間に簡単に食事しちゃおうとか。

何かのついでとか、すきまの時間にとか、つまり、そのお店でなきゃいけない必要性がない。

仕事もそれと同じようなところがあって。

たとえば急ぎの案件とかで急遽声優が必要になった。時間もない。予算もない。つぎの大きな仕事も控えてます。ぶっちゃけ引き受けたくはなかったんだよな~

そうだ!そんなときはファストフードですましてしまおう!

みたいな。

もちろん、そんな需要にこたえられる声優はとても優秀で重宝がられるのだけれども。

それだけの声優とレッテルをはる輩も少なからず存在するのですよ。

そしてそれに応えることだけを良しとする声優や声優事務所も存在する。

さらに酷いことに、そんな声優や声優事務所を下に見る輩も存在する。

でも、そんな状態は過去のモノになりつつある。

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理由としては、作品やコンテンツが飽和状態になりつつあり「やっつけ」で制作されたものは世の中から排除されていっているから。

今は動画サイトを代表とするように、作品やコンテンツの発信者が不特定多数いて、比較的良質なモノでも大量に無料で視聴できる時代。

そんな中で、商品として価値のあるものを大勢の人に有料で提供するというのは、とても労力のいる作業。

そえに耐えうる作品やコンテンツを制作しようとしている人たちは、ファストフードは求めていない。

じっくりと食事が出来て、プラスアルファの価値を対価に見合った形で提供してくれる、本物の「お店」を求めている。

自身の声優としての価値を高めたいと思うなら、簡単に仕事につながるからと「ファストフード」になることはやめた方がいい。

きちんと市場調査を行い、自身の能力と価値に見合った価格を提供できる声優を目指した方がいい。

自他ともに認める価値をもつ声優が、たまに「セール」を行い値引きをすることは意味があるけど、常に安売りをしている声優は、「年中安売りのお店」としか思われないよ。

オンリーワンとアベレージヒッター

ちょっと野球の話。

一流打者と認められるには2通りあって。

オンリーワンのバッターと、アベレージヒッターなバッター。

前者はその名の通り「その人でしか成しえない何かを持っているバッター」

それは三振も多いけどホームランも多いだったり、とにかくイケメンで人気があるだったり、キャラクターが面白いだったり、とにかく勝負強いだったり。

その人個人のもつ特性が必要とされ受け入れられ、皆が魅了されるバッター。

後者のアベレージヒッターとは、打率を稼ぐバッター。

野球の世界では3回に1回ヒットを打てる人は高く評価される。打率3割越えのハイアベレージヒッターとして年俸に大きく反映される。

つまり、分かりやすく数字を残せるバッター。

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なんで野球の話かって言うと、役者ってバッターだと思うんですよね、ボク的には。

バッターというのはバットを持って打席に立ち、ピッチャーが投球した球を打つことで仕事になる。

つまり、ピッチャーがいなければ存在意義がない。

役者は台本(脚本)という「投球」がなければ存在できない。

基本的には受け身のスタイルなんだよね。

そうなると、打者の役割として「個性」で勝負するのか「打率」で勝負するのか。

あなたならどちらで評価されることを望みますか?

それぞれに難しさがあって。

「個性」で勝負するなら、それこそ個人の持つ特徴を最大限に生かした「声優」を目指すことになる。

声質、芝居、人柄、容姿、生い立ち

考えられる要素はいくらでもある。

じぶんで「これだ!」と思える要素に磨きをかけて「オンリーワン」の特性を持って勝負しよう。

「打率」で勝負するなら、技や知識、経験を積んで投げられた球を思い通りに打ち返す、そんな「声優」を目指すことになる。

それには、確かな技術とそれを裏付ける知識・見識、そして成功と失敗を繰り返す経験が必要となる。

自己研鑽することに時間と労力を惜しみなくかけられるあなたは「アベレージヒッター」となり勝負していこう。

どちらも一流と呼ばれる声優になるためには必要なモノ。

共生共存

自然界の掟みたいな言い回しになってしまったww

よく成功するためには他者を蹴落としてでも、みたいに言われることがあるけども。

半分同意できるけど、半分は反対です。

ボクの周りにいる成功者たちを見ていると、他者をとても大事にしている。

もちろん競争を勝ち抜いてきてはいるのだけど、意図的に他者を貶めたりすることはしていない。

なぜなら、必要がないから。

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彼らは実力や能力で勝負しているから。

他者を貶める輩は、実力や能力がないから。

そして、そういうのはみんな見てます。

だから他者を貶める輩は結局、他者に貶められます。

成功者はそういうことをよく知ってるんです。

「金持ち喧嘩せず」

余裕のある人は無駄に争うことをしないということですが、金持ちほど周りの他者と共生することが上手ですよね。

悪い言い方をすると周りの人たちを上手く利用している。

ただ利用しているだけだと他者が離れていっちゃうから、他者にも利益につながるように振る舞う。

これって成功法則らしいんですけど、一流の声優もこれを地で行っていますよね。

つまり共生共存なのですよ。

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みんなで「右向け右!」ってのとは違うけど、排他的に争うことで「自分」だけが生き残ればいいという考え方は結局、自滅する。

あでも、「仲良しごっこ」になるのはダメだけどねww

それをやっちゃうと、全滅する。

他者を活かし他者に活かされる声優になろう!

エンタメの重要性

決して嗜好品ではないんだぞ!

エンターテインメントは嗜好品なのでしょうか?

「衣食住」や命に関係するモノを基準に考えるなら、そりゃなければなくてもいいモノかもしれないよね。

でも。

普通に人生を送ってて日々のなかで何かしらの刺激を求めるならば、「エンタメ」は人生に必要不可欠なものです。

確かに、なんとなく生きている中でふとした偶然で「笑い」や「感動」や「驚き」に触れることはあります。

でもそれっていつ訪れるかわからないし、何より今の自分が「笑い」や「感動」や「驚き」を求めていても、偶然は訪れては来ない。

だから人は「お金」を払って「笑い」や「感動」や「驚き」を好きなときに好きなだけ求めるんだと思います。

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それが「エンターテインメント」なんだと思います。

なんだか気分が落ちるとき、「笑い」が欲しくてお気に入りの動画で「笑い」を堪能する。

平凡な日常が退屈に感じたとき、「感動」を求めて映画を観に行く。

毎日が予定通りに過ぎていき次に何が起こるか予測できてしまう日々がつまらなくなり、「驚き」に満ちたアトラクションを求めて夢の国に旅立ったりする。

人は「お金」を使って当たり前すぎる日常に変化を加え、ときめきを人生にあたえてるんです。

そう、エンタメは「ときめき」です。

ときめき大事だよね。

キュンキュンしたいよね。

声でキュンキュンさせたいよね。

声優ならね。

エンタメが人生を変えてる自覚

よくある話なんですが。

ある作品に出合い人生が変わったというお話。

今第一線で活躍されているクリエーターのほとんどは、何かしらの作品(エンタメ)に出会いそこに衝撃を受け人生で目指すべき方向が決まっている。

クリエーターに限らず、エンタメの業界でお仕事をしている大多数の人たちもエンタメに衝撃を受けているんじゃないかな。

これは業界とは関係ない一般の人たちにだって言えることだよね。

アニメで人生観変わったとか、映画で医者を目指したとか、小説で人を愛することを学んだとか。

エンタメは人生を変えるんです。

逆に言うと、人の人生に影響を与えられる作品(エンタメ)をつくらなきゃダメなんだと思います。

そういう自覚と責任と覚悟。

そんなものを理想に掲げている人たちをボクは尊敬してます。

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エンタメは楽しくなければならない。

けど、楽しいだけがエンタメじゃない。

エンタメに触れることで、笑い、泣き、驚き、唸る。

その表現者の一員であることの自覚を常に意識していきたい。

だって楽しいじゃない!

いろいろ理屈をこねたけど。

エンタメをつくるのって楽しいんだよね。

音楽をつくるの楽しい!

映像を編集するの楽しい!

芝居って楽しい!

みたいな。

エンタメの業界の人たちの原動力はたぶん「楽しい」だと思う。

楽しいからやってるし、続けてる。

楽しくなかったら続かないと思う、この業界はww

メンタルやられるし。

激しくwww

でも作ってるときはめちゃくちゃ楽しいんだよね。

それこそ寝食を忘れるを地で行ってるwww

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つくってる人たちの「楽しい」が、見たり聞いたりしてくれている人たちの「楽しい」につながってる。

つくってる側がとことん楽しまないと、きっと何も伝わらない。

だから。

まずは「エンタメ」の最大のファンになろう!

見る側聞く側としてめいっぱい楽しもう!

チームワーク

あたりまえだけど、一人じゃ何もできないよ

いまでは何でも一人でできる世の中になったよね。

パソコンやスマホを使って一人で映像を発信したり、コンテンツや作品を制作してそれを配信したり。

能力とやる気さえあれば一人で何でも出来る時代ではあるよね。

でもそれは時として独りよがりな、とても危うい環境にもなってしまうんだよね。

確かにアーティストは自己完結であって、他者の評価を気にしたりとやかく言われるものではない。

けれど、商業媒体のなかで作品やコンテンツを世の中に広めていこうとするならば、他者の評価はすごく重要なこと。

そしてそれは自分だけで判断するのはとても大変だし、勇気がいることなんだ。

なぜ勇気がいるかというと、自身が優れていると信じて作り上げた作品やコンテンツを、あえて他者に評価させるということは場合によってはとても怖いことなんだ。

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仮にその他者から最低の評価を受けたとする。

その言葉を素直に受け入れて作品を改めることは、クリエーターとしては屈辱だし自分自身の未熟さに嫌気がさしたりする。

けどそれを実行する勇気。

また、仮に最高の評価を受けたとしよう。

その言葉に浮かれることなく、客観的に作品を見つめ直すことも必要になる。

こういった作業はとても心が折れる作業で、あえてその作業を行うというのはとても勇気のいる行動なんだ。

そんな自分自身との葛藤を避けるとても素晴らしい方法がある。

チームで作品やコンテンツを作り上げることだ。

チームであれば最初から独りよがりなものにはならない。常にチームの意見や評価を気にしながら作業を行うことになる。

そして他者からの評価に対してもチームとして渡り合うことができる。

つまり、心が軽くなるんだよね。

だから創作に集中できる。

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と言ってもいいことばかりではないけどね。

意見がぶつかったり、そもそも目指す方向がずれてしまったり。

でもだからこそのチームワークだったりもする。

優秀なクリエーターは、優秀なクリエーター集団にもなれる。

なぜなら、優れた作品やコンテンツを作り上げたいという情熱がよけいな感情を割り込ませる隙間をあたえないから。

アーティストと職人

声優は2種類のパフォーマーに分類できる。

感性や表現力が独創的で他を圧倒してしまうアーティストタイプと、与えられた役割を細部までこだわりつくす職人タイプ。

どちらもとても優れていて、ホントに圧倒してしまう。

ところが、そんな声優もどちらかのタイプだけでは現場はとんでもないことになってしまう。

想像してみて。

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出演者全員が天才肌の芸術家ばっかりな作品。

出演者全員ががちがちの職人肌な人ばかりの作品。

どっちも作品の仕上がりとしては最低なものになるでしょう。

なぜなら、バランスが悪いから。

「そんな当たり前なこと、言われなくたってわかってるよ」

そうなんです。当たり前のことなんです。

バランスをとるという作業は凄く大事で、組織のリーダーやグループをまとめる人なら真っ先に意識する問題。

だから、声優みたいにその作品を作り上げるチームを担う一員は、バランスのもとに成り立っている自覚を持った方がいい。

つまり、自分に与えられた役割をしっかりと認識して、その期待に応えることに全力を尽くす。

そんな姿勢が大きな信頼となり制作サイドの評価につながる。

環境は違えど繋がりは大事!

結局のところ、仕事につながる大きな要因は「人間関係」と言える。

なあなあの人間関係ではなくて、相手をリスペクとしたスキルを持った人間関係のこと。

勘違いして欲しくないのは、たとえば制作サイドのディレクターやプロデューサーと個人的に仲が良ければ仕事がもらえるという発想。

これ最悪です。

足元を見られて付け込まれて、いいように利用されて捨てられるのが落ちです。

エンタメの世界で生きていくって、そんな生ぬるいことじゃないですよ。

仕事が回ってくるのはそれなりの根拠があるからであって、ただ仲がいい人間に仕事は振られないよ。

だから人間関係を構築するときは、自分自身のスキルという肩書を持って作り上げていかないといけない。

そのために小さな仕事でも全力で当り、評価を上げるために努力する。

いつどんなとき役割をあたえられても最大限のパフォーマンスが発揮できるように日々準備をする。

足りないスキルは常に磨き上げておく。

そうゆう姿勢が人を動かし、健全な人間関係が生まれてゆく。

一流の人間のつながりとはそうしたものです。

まとめ

制作サイドが声優に求めているという主題でいろいろと書きましたが、別に声優業界に限った話ではないよね。

どんなジャンル、業界でも求められる人材って共通していて。

仕事に対して真摯であって、人間的にも魅力的な人材。

求められることは全部一緒です。

それなのに、声優の世界は特別だとでも思っているのか、特殊な方法で仕事をもらおうと考える人が多いです。

これって結果遠回りなので無意味ですよ。

そんな時間があるなら他にやるべきことはたくさんあります。

いろいろな経験をして人間的にも声優としても魅力的な人になってください。

では、ゆうでした。

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