ナレーターで稼ぐっていったいどんな方法があるのか?
それはずばり!テレビで稼ぐのが一番のやり方!
でも、ほかに稼ぐ方法はないのか?
そもそもいくら稼げるのか?
そのへんのことを詳しく話していきます!!
テレビ番組でのナレーションの場合
番組で金額が決まっている!
ナレーターの活躍が一番目立つメディアと言えば、やっぱりテレビだよね。
バラエティー番組での派手なナレーションはいまや演出上欠かせないモノになっているよね。
ではナレーターのギャラの事情と言えばどんな感じなのかというと、番組に出演しているタレントとほぼ同等というのがセオリーかな。
もちろんタレントにもランクがあって、誰が数字を取れるかでギャラにも大きく違いが出てくるんだけど。
ナレーターのギャラの場合は、数字というのはあまり関係がなく、そのナレーターのキャリアによるところが一番大きいかな。
現在テレビ番組で活躍しているナレーターはほぼ全員ベテランのナレーターで、キャリアも20年とか30年とかそんな人たちが多いね。
まあ、年数=キャリアではないけど長く仕事が出来てることには意味があるからね。
ナレーション業界の図式でいうと、テレビ番組でナレーションをするというのはピラミッドの頂点みたいな感じかな。
だから当然稼ぎとしても頂点といえるかもしれない。
それこそ番組のレギュラーをいくつも持っているナレーターの稼ぎは、年収レベルでいうと億単位になるかもしれないね。
やはり、ナレーターで稼ぐならここを目指すべきだし、今後可能性はますます高くなっていくと思うから、大きな野望を持ってみたらどうかな?
バラエティー番組だけなの?
ナレーターが活躍するテレビ番組はバラエティー番組だけじゃないよね。
たとえばドキュメンタリー番組のナレーションがある
ただ、稼ぎという点からみるとバラエティー番組に比べると見劣りするかもしれないね。
理由は簡単で番組制作の予算の違い。
これはテレビ業界に関してはすべてに言えるんだけど。
民放のテレビ番組の制作費というのはスポンサーからの資金がなければならないよね。
で、スポンサーは当然視聴率のいい番組や時間帯にお金を投入する。
だから番組制作側も視聴率を稼げる番組を制作しなくてはならない。
それがゴールデンタイムのバラエティということになってくる。
つまり、ゴールデンタイムのバラエティー番組は制作予算がいっぱいあるから、タレントやナレーターへのギャラも大きくなるということ。
裏を返せば、視聴率があまり期待できない番組にはあまり予算をかけられないからギャラも安い。
それがドキュメンタリー番組だったりする。
高いギャラを払えないから売れっ子のナレーターは起用できない。
だから、若手にチャンスが回ってくる。
そう。
若手にとっては予算をかけられない番組制作こそチャンスだったりもする。
そして、予算をかけられない番組を制作しているスタッフはいずれゴールデンの番組を制作することもある。
そやってギャラ以外の「人脈」という財産を築いていくチャンスにもなるんだよね。
報道番組のナレーションの場合。
報道番組でナレーターが活躍する場面もよく見かけるよね。
報道の場合は通常アナウンサーがニュース原稿を読み上げたり、事件の背景を説明したりする。
けど、事前にVTRを制作してあったり、ドキュメンタリー要素が強い案件なんかはナレーターが担当することが多い。
役割の分散ということもあるのかもしれないけど、基本的にナレーションってきちんと勉強した人間がやらないと酷いことになる場合が多いんだよね。
アナウンサーでナレーションが上手い人って意外に限られてたりするんだよね。
そういった理由もあって、報道番組でのナレーターの役割は結構大きかったりする。
まあ、ギャラに関してはそんなに大きくはないけどもw
というのも、報道番組も例にもれず予算はかなり抑えられていて、出演者に支払われるギャラもかなり抑えられてるんだよね。
それでも報道番組の場合は、ナレーターもレギュラー出演になることがほとんどで、しかも平日はほぼ毎日放送がある。
そうするとナレーターにとってはまあまあの稼ぎになるというのも事実なんだよね。
なので、ナレーターが稼げるジャンルとしては報道番組も大いにあり得るということ。
レギュラーとそうでないのとでは何が違う?
ナレーターはレギュラーがほとんど
ナレーターがテレビ番組に出演する場合はレギュラーであることがほとんどだよね。
あんまり毎回ナレーターが変わる番組というのは見たことがないよね。
つまり、ナレーターは1度レギュラー番組に起用されるとかなりな期間をその番組と過ごすことになる。
数えるだけでも、かなり長続きしている番組でレギュラーでナレーションをしている人が思い浮かぶよね。
この人たちはかなり稼いでいるだろうね。
と書いて気付いたひとも多いかもしれないけど。
そう。
ナレーターってあまり入れ替わらないんだよね。
だから、レギュラーを獲れば物凄く大きいんだ。
そして、レギュラーを獲るのは物凄く難しいんだ。
その対価が大きなギャラだと思えば納得もいくんだけど、やっぱりレギュラー獲得していきたいよね。
そのためには、実績を作らなければならない。
スペシャル番組などの単発のナレーション
じゃあどこで実績を上げるのか?
レギュラー番組ではない単発の番組、とくに深夜枠や土日の昼間の番組なんかがねらい目だ。
場合によってはパイロット番組なんかも可能性があるね。
あ、パイロット番組っていうのはスポンサーに「こんな番組にしたいんでお金出してください」って見せるための番組のこと。
パイロットの企画がそのまま本編のオンエアになったりもすることがある。
とにかく、低予算で制作される番組はナレーターのトップを目指す人たちにとってはチャンスの塊だということ。
地方のテレビ局の番組
他には地方のテレビ番組で実績を作る方法もある。
地方の番組と言っても制作は都内の制作会社が行っている場合がほとんどなので、ナレーターにとってもねらい目なんだ。
もちろん番組が地方で制作されていて、週一で地方に出稼ぎしているなんてナレーターもいっぱいいるけどねw
地方局の番組の場合もやっぱり予算が多く取れないことが多くて、ナレーターへのギャラも安くなる。
だから売れっ子をキャスティングできないので他のナレーターにチャンスが回ってくる。
意外に地方局の番組制作は数が多くて、声優やナレーターはここで仕事をゲットしているパターンが少なくないんだ。
番組のコーナー担当
ちょっと裏技というか。
一つの番組のなかでコーナーごとにナレーターが変わることがある。
そこには新人のナレーターなんかが入ることも多くて、これもチャンスになるのかもしれない。
まあ、だいたいは売れっ子ナレーターのバーターでキャスティングされるんだけどw
ちなみに知らない人のために言うと、バーターっていうのは売れっ子のタレントさんをキャスティングしたとき、同じ事務所のタレントを何人かキャスティングする場合をいう。
これっていろんな事情があっておこなわれるんだけど、タレントサイドとしては売れっ子のスケジュールを押さえる代わりに若手に仕事を与え、なおかつ事務所全体では収益を大きくするという戦術。
局側としては、タレントのスケジュール管理が楽になるという単純な理由。
まあ、win-winだよねw
だから新人のナレーターはこれに乗っからない手はないよね。
キャスティングのされ方はいろいろあるかもしれないけど、実績になるこことは間違いない!
実績はだいじ!!
すごくだいじ!!!
CMナレーションっていくら稼げるの?
主にテレビCMが稼げるよ
CMナレーションと言えばテレビCMだよね。
これは稼げるという意味でも同じで、テレビCMとそれ以外では稼ぎもだいぶ違ってくるよね。
そもそもCMというのは、出演する場合にいろいろな契約のパターンがあるんだ。
これはナレーションについても同じことが言える。
CMというのはテレビで1回放送されたら終わりというものではないよね。
だからCMに出演しているタレントやナレーターは「使用料」という名目でギャラが設定されることが多いんだ。
これにはいろいろな契約の種類があるから「これだ!」ということは言えないんだけど、だいたいクール(3カ月)単位で契約されることが多いね。
もっとも、CMの内容によってはタレントもナレーターも出演料で支払われることもある。
どんな契約を結ぶのかは、そのナレーターのキャリアによるところが大きいね。
CMはモノによっては契約金額が大きいこともあるから(百万円単位)ナレーターにとっては夢のあるジャンルと言えるよね。
ラジオCMは?
ラジオは当然なんだけど音声しか聞こえないよねw
だからラジオCMでは音響効果と音声というものがとても重要になってくるんだ。
音響の話はまた別の機会に置いておいてナレーションの話。
ラジオCMにナレーターの存在は欠かせない。
音声だけでいろいろな世界観を表現できるのはナレーターの独壇場だ。
声優がやることも多いけど、声優の場合は芝居を求められることが多いかな。
まあこのへんの細かな違いについても改めて記事にするのでお楽しみに。
で、ギャラについてのお話なんだけど。
結論から言うとテレビCMと比べたら安いです。
これは単純にCM制作にかかる費用(予算)の問題。
この「製作費の予算」についても今後記事にしていこうと思いますので、そちらも興味のある方はどうぞ。
テレビと比べて安いってどのくらい?かというと、場合によっては10分の1くらいw
まあ稼ぎという意味では微妙ではあるけども、ギャラが安いというのは若手にチャンスがあるということ。
ラジオCMがどんなものか聞いたことのない人は、聞いておいたほうがいいと思うよ。
ほかのメディアの今後の可能性
ほかのメディアって何?って話だよねw
テレビ、ラジオときたら「ネット」でしょ。
ほかにもいろいろ考えられるけど、ここではネット関連でのCMナレーションについて。
CMというくらいなので当然「広告」でなければならない。
テレビだのラジオだのが企業の広告で成り立っているのは知っているかな?
そのへんを詳しく知りたければ調べてほしいんだけど、企業の広告がテレビ局やラジオ局の収入の大半をしめています。
つまり広告を流す意味のあるメディアでなければ、CMを入れても意味がないんだよね。
ネット系の広告といえば、サイトの中に貼られている「バナー広告」というものがほとんどで、これには音声は必要ない。
では、音声がらみの広告が流れるサイトとは。。。
はい。
YouTube
いまのところはこの一択だね
ほかにも動画が見れるサイトはいっぱいあるんだけど、そのほとんどが有料サイトなので基本CMは流れない。
だから見るだけなら無料のYouTubeが、企業が広告を出すメディアとなる。
最近ではYouTubeだけで見れるCMとか、YouTube用にカット割りを編集し直したCMもいっぱいあるよね。
これは企業もYouTubeの重要性に気づき、お金を投入してきた証拠ともいえるね。
ただそのYouTubeに代表されるネットメディアも、これからどんどん変化していくと思う。
ナレーターにとってはそこで制作されるCMの予算感なんかも気にしていきたいところだけどね。
とにかく言えるのは、今後テレビ・ラジオといったメディアがネットに取って代わられる日が遠くはないということだよ。
ぶっちゃけピンキリ
いろいろとCMナレーションについて書いてきたけど、ぶっちゃけちゃうとCMナレーションの仕事ってピンキリなんだよね。
それこそテレビCMでたった1日の収録で何百万になるような仕事もあれば、商品名を一声収録して交通費程度って仕事もある。
だけどそうゆうの全部ひっくるめてCMナレーションなんだよね
だからCMナレーションは数をこなして稼ぐというのが王道かもしれないな。
といっても一日に10本の仕事をこなすなんてことが出来るのもナレーションのいいところなので、数をこなすといってもそんなには大変ではないよ。
だからナレーターを目指す人はCMで稼げるようになるためにも、数をこなすための日々のトレーニングが欠かせない。
そのへんの秘訣はまた改めて。
web系のナレーションについて
web系のナレーションについて少しまとめてみます。
CMのところでも触れたけど、ネット系の需要は今後かなりな大きさになってくると思う。
こういうのって現代人が日々何に時間を費やしているかで推測することができるんだけど。
みんなも自分が何に一番時間を使ってるかをちょっと思い出してみてほしい。
テレビよりもスマホじゃない?
ラジオって聞く?
DVDとか借りる?
ね?
仮に「20~30代の人たちがどんなメディアにどのくらいの時間を費やすか」というものを基準に考えたとき、ネット系のメディアが中心になる時代はもうすぐそこだよね。
そしてそれ以下の世代の人たちはもっと顕著にネットにシフトしてる。
10年後20年後の未来はその世代の人たちが社会の中心になる。
テレビやラジオがメディアの中心にある時代は、おそらく、終わってる。
と、未来予想をしましたが。
だからといって音響の業界(声優、ナレーションなどの)が劇的に変わるのかというと、そんなことはなくて。
恐らく、声優もナレーターも仕事の質はそんなに変わらない。
変わらなくちゃいけないのは「出口が変わるんだ」という意識。
今までの出口は「テレビ・ラジオ」だったけど、これからは「ネットを利用した何か」に変わる。
そうすると稼ぎ方も変化していく。
そういう流れをつかむのも、「稼ぐ」ということでは重要になってくるんだ。
まとめ
ナレーターの稼ぎ方についていろいろと書きましたが、表面的なことが中心でした。
また改めてもっと掘り下げて書いていきたいと思います。
声優ほどは目立ちづらいナレーターという職業ですが、稼ぎかたによっては大きな成功をおさめる可能性のある職業。
声優からナレーターに転向した人も多くいるので、声優を目指しつつナレーターの勉強もしてみてはいかがでしょうか?
ということで、今回はこのへんで。
ゆうでした!!
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